長寿のお祝いは還暦から始まり、数え年の誕生日に祝うというものです。この風習、日本特有で、奈良時代には祝っていたようです。
長寿を祝う節目の年齢にはそれぞれ名前が付けられていて由来があります。また、それぞれにテーマカラーがあります。家族や知人で集まってお祝いする際にもイメージを合わせることができるでしょう。
数え年、満年齢
お腹にいたときも命がありますので、生まれた時を1歳と数え、1月1日のお正月を迎えると1つ年を加えてゆく年齢の数え方。
満年齢は、生まれた時をスタート（0歳）とし、1年後の誕生日を迎えると1つ年を加えてゆく年齢の数え方。
還暦 （61歳）
生まれた年の干支に戻る年齢。
“子、丑、寅、兎、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥”の十二支と十干とが組み合わせたもののことで、60が干支の一周分。
赤ちゃんに還えるということで、赤いチャンチャンコで長寿を祝うとされる定番。あまり年寄り扱いせずといわれますが、赤いゴルフシューズなど本人の趣味の延長のものはいいですね。他にも、赤い縁の老眼鏡も良いかも。度数は変わっても、頻繁には買い替えようと思わないもの。
ニューバランス
FuelCell 1001 v3 SL BOA(R) R
商品コード：MGS1001R 22,000円(税込)
緑寿（６６歳）
緑、リョク、ロク、６と音に名前の由来があるとのこと。
65歳の定年退職のお祝いと兼てたお祝いとすることも多いようです。
古希（７０歳）
「人生七十古来稀なり」杜甫の詩が由来。
「酒債尋常行処有 人生七十古来稀」：『曲江詩（きょっこう）』より
70歳まで生きることは稀（まれ）だった古（いにしえ）。長生き古希（こき）としてお祝いしたのでしょう。
古希は、紫色のものでお祝いしましょう。
黒松白鹿
山田錦辛口純米シルク [ 日本酒 兵庫県 720ml ] ￥1,078 / 本
喜寿（７７歳）
草書体で書かれた「喜」の漢字は「七十七」と読めることから喜寿の由来とされています。
喜寿は紫色のものでお祝いしましょう。
傘寿（８０歳）
「傘」の略字漢字をよく見てください。”八” と ”十”に見えませんか？これが由来とされています。
お祝いの色はは、金（黄）色。
米寿（88歳）
「米」という漢字を分解すると、八・十・八となることが由来になります。
古来より、「八」という漢字は、末広がりで縁起が良いとされています。
金茶色（黄色）はお祝いの色とされています。
卒寿（９０歳）
「卒」という漢字の略字が、”九”と”十”を上下に組み合わせた文字と類似していることが、名前の由来。
白、紫がお祝いの色とされています。
白寿（９９歳）
漢数字の「百」の「一」を取ると「白」になることが由来。100の１歳手前の「99」を指します。
お祝いの色は白になります。
百寿（100歳）
100歳ということで、百寿。１００年は１世紀ということで、喜寿とも言われます。