シャンプーを選ぶ際に、ドラッグストアなどで「サルフェートフリー」と表示のあるコーナーを見かます。「サルフェートフリー」とは、何?と思う方も多いと思います。今回、サルフェートフリーのあれこれをまとめました!参考にしてくださいね。
サルフェートとは?
サルフェート(sulfate)とは硫酸塩のこと。シャンプーで「サルフェートフリー」と使われる場合は、硫酸系界面活性剤を指しています。
硫酸系界面活性剤の代表されるものは、ラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naなどで、洗浄力や脱脂力が非常に高く、汚れをとてもよく落としてくれますが、頭皮への影響強いといわれることが多いとされています。
メリットは、材料価格が安いため、製品も安い。シャンプーの大半がこのタイプ。
肌の弱い人やダメージが気になる人、サルフェートフリーの表示のあるものが良いでしょう。
石鹸系・石鹸系界面活性剤
アルカリ性で洗浄力が強い。分解されて自然にあるものになるので、環境へ優しい。というメリットがある。
「純石けん」「脂肪酸ナトリウム」「脂肪酸カリウム」との表示があるもの。
しっかりと洗いたい方にはおすすめだが、髪の油分をしっかり取ってくれるので、ゴワツキ、きしみ感じることがある。油分の多い髪の毛の方にはおすすめ。
アミノ酸系・アミノ酸系界面活性剤
人の体を構成するたんぱく質はアミノ酸を基本としている。アミノ酸系のものは、人体により近い成分でできているという特性がある。
洗浄力はやや劣るものの、低刺激でお肌への影響が少ないという傾向があります。
「グルタミン酸」「アラニン」「タウリン」「グリシン」などの表示があるもの。学生時代、生物や生き物の細胞を勉強した際に聞いたことがあると思います。
お勧めは、洗浄力より髪をいたわりたい方、頭皮の敏感な方。年齢が高くなってお肌や髪の調子を整えたいと感じるかたは試してみて。
ベダイン系・ベダイン系界面活性剤
低刺激で安全性が高いとされている点がメリット。洗浄力はやや劣ります。
頭皮の敏感な方。赤ちゃん、お子様向け。
「ベダイン」とついた表示のあるもの
サルフェートフリーと言っても、成分指向がそれぞれ異なり、天然油分などを加えて保湿を確保するものなど、製品によりそれぞれ特徴があります。
髪質や肌質の違いだけでなく、年齢とともに変化してゆきます。使ってみて好みのものを探してみてください。
サルフェートフリーのお勧めシャンプー
他にもあると思いますが、とりあえず参考まで